チビハゼ図鑑 1

~ウチのチビハゼ プチ図鑑~

(ウチで飼っている小型ハゼを僕の独断と偏見で解説しているプチ図鑑です)






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これはウチのサブタンクこと「チビハゼ&LPSタンク」です。

サンゴはオオバナ系LPSとディスク。

魚はチビハゼのみです。












まずは・・・

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ネオンピグミーゴビー Eviota pellucida

和名: シロオビイソハゼ

分布: 西太平洋

特徴
ボディ上部は赤で、頭部から体にかけて黄色いラインが入り、腹部には白いラインが入っている。その白いラインが和名の由来?
フィリピンなどではメジャーな種で数多く生息している。
性格はいたって大人しい。
いつもはLRの上に乗っているが餌になると水面まで上がってくる。
透き通るような体は非常に綺麗。
今はショップでもおなじみの種ですが、以前は日本への流通がほとんど無かったそうだ。

価格: 比較的安価

餌付き度: A    (A~CでAの方が簡単)














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キャンディーケインピグミーゴビー Trimma cana

分布: 西太平洋 インドネシアやパラオ

特徴
オレンジストライプゴビーやレッドバンドゴビーの名でも売られているかもしれない。
半透明の体にオレンジ色の縞模様が入る。背鰭の一部が長く伸びている。
アクア界でも非常にメジャーな人気種。
パラオの海には数多く生息し、よく見れる。
性格は少しキツイです。他のゴビーが近くに寄ってくると追い払う。

価格: 比較的安価

餌付き度: A















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レッドスポッテッドピグミーゴビー Trimma rubromaculatus

分布: 西太平洋 フィリピンやパプアニューギニア

特徴
これまた超メジャー種です。
別名ホワイトノーズゴビー。
半透明の体に赤い斑点・・・というか赤い体に半透明の白い斑点と言ってもいい程の赤を基調としたゴビー。
少し深場のガレ場や岩場に住んでいる。
このメタリックな赤は水槽内のワンポイントになる。
性格はキャンディーと同じくらいだろうか。
キャンディーよりも体高があるゴビーなので、強いかもしれない。
ウチではボス的存在だ。

価格: 比較的安価

餌付き度: A












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ソメワケイソハゼ Eviota nigriventris

分布: 西太平洋 沖縄など

特徴
赤と白に染め分けられたような体のこのゴビー。
特に特徴なのが大型のヒレ。
全てを広げた時の姿は本当に美しい。

ソメワケイソハゼ、オヨギイソハゼなどよく区別のつかない種はいる。
水槽内なら違いが分かりますが、実際海なので見るとわからないのだろう。
ソメワケもオヨギも同じ枝サンゴなどの隙間で暮らしていることがある。
ですが、近づくとソメワケイソハゼの方がすぐに隠れてしまうそうだ。
それだけ臆病だ。
ウチの水槽でも前に人が立つとまず出て来ない。
餌を撒いてじっとしているとLRの隙間から出て来て見る事が出来る。
去年の10月ころに2匹入れましたが、未だに元気いっぱい。

価格: 安価

餌付き度: C (臆病なので)














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グリーンバンデッドゴビー Gobiosoma multifasciatum

このゴビーに関しては色々調べてもなかなか情報が得られなかったので、自分の思ったことを書きます。

特徴
乳白色の体にグリーンの縞模様が入り、頭部から鰓の上部にかけて赤いラインが2本入る。
他のゴビーと違いホバリング出来ない。なんだか情けない。
ですからLRや砂の上を這って進む。
またウチにいるゴビーの中で唯一、ガラス面にくっ付く事が出来る。

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いつもウロチョロ、ウロチョロ・・・
なんというか落ち着きの無い種だ・・・。

Gobiosoma multifasciatumで検索するとほとんど海外のページで、見ても解らず・・・
そんなに日本ではメジャーではないということだろうか。

価格: 若干高価

餌付き度: B (水面まで泳げない為。底にエサを撒けば爆食いです。)















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ケーブピグミーゴビー Trimma SP.

これまたよく解らない種。未記載種。

最初はアオギハゼ Trimma caudomaculatumだと思って飼育していましたが、ショップのページで見るとどうやらアオギではない・・・。
そんな時、マリンアクアリスト No.44で紹介されていたケーブピグミーゴビーだとわかった。

分布: 西太平洋 インドネシアやフィリピン

特徴
赤い体にブルーのラインが尾鰭の方まで入っている。
尾鰭には赤い斑点がある。
アオギハゼ Trimma caudomaculatumと同様、縦になってホバリングする。
夜はLRの隙間に横になって寝る。
ホバリングする種には一様に言える事ですが、強い水流は好まない。
まぁもっともウチのケーブピグミーは荒波に揉まれているが・・・

価格: 安価

餌付き度: A (常に水面を向いているので餌付き易い)



















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アオギハゼ Trimma tevegae        

分布: 西太平洋

特徴:
これがアオギハゼである。
逆にやっと手に入れることが出来た。(笑)

生態はケーブピグミーゴビーと同じ。
自然界ではガレ場やドロップオフなどで上を向いてホバリングしながら群れで生活している。

だが、実際見てみると、ケーブと比べると違いがハッキリと分かる。
まずは、この長い背鰭だ。

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ケーブに比べると、背鰭の一部が延長したように長くなっていて、色もケーブのものは透明だが、アオギハゼのものはこの写真では分かりにくいが、赤紫色をしている。
また尻鰭も青、黄色、青と染め分けられている。
最後に尾鰭。これは完全に色が違い、とても綺麗な赤紫色をしている。



日本の図鑑などで見るアオギハゼの学名はTrimma caudomaculatumになっていることがあるが、今回調べてみると、Trimma tevegaeの方が先に付けられた学名のようで、こちらの方が有力なようだ。

また面白い事も解って、アオギハゼの英名はケーブピグミーゴビーなのである。
だが、先に紹介したケーブとはあまりにも違い過ぎる点がある。
これを同種と言ってしまうのは・・・すこし無理がある気がする。

実際飼育してみると、本当に綺麗で上品なハゼだ。
これは流れのゆったりとした水槽で、ぜひ群れで飼育してみたいとも思う。
チビハゼは1種1匹で集めるのをポリシーとしているのだが、(まぁソメワケはなぜか2匹いるんだが・・・)このハゼに関しては複数欲しいところだ。

価格:安価

餌付け度:A?
ウチは今回、大型の個体を入手したので、餌付きにくい。
というか、未だ餌付いていない・・・。
小さい個体なら餌付くのは早いと思うのだが。



















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ブラックベリーゴビー Trimma SP.

分布: フィリピン

特徴
未記載種。
乳白色の体に体側に2本、背側に2本赤いラインが入り、眼と頭の上部には蛍光ブルーの短いラインが入っている。
尻鰭の付け根にはアオギハゼ Trimma caudomaculatumと同様、赤いスポットが入る。

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小型のハゼにしては大型になるので縄張り争いに注意が必要。
それだけ気を付ければ、飼育も簡単で問題なく、水槽内では際立つ美しさがある。

価格: 安価

餌付き度: A

~追記~
この個体を追加してから1か月ほど経ったが、心配していた喧嘩・縄張り争いは起こっていない。水槽が小さ過ぎて縄張り自体が消滅してしまっているからかもしれない。
それかこの種は大きさの割に意外におとなしい種なのかもしれない。
一方、レッドスポッテッドピグミーゴビーは一番の古株からかもしれないが、縄張りに入るものを追い払う事がある。
縄張りといっても自分の周囲3~4cmくらいだが・・・(笑)




























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Trimma cf annosum (名前はまだ無い)

分布: 西太平洋 パラオ、日本

特徴
このハゼはなかなか難しい。
まず、名前が無いことだ。
人によってはアオベニハゼオレンジスポッテッドゴビーなどと呼ぶ人もいるかもしれない。
だが、ネットで調べてみると、アオベニハゼでもオレンジスポッテッドゴビーでもなかった。

というか、そもそもアオベニハゼは俗称であって、きちんとした名前ではない。
比べてみたが、本種には少し青さが足りない気がする・・・。

オレンジスポッテッドゴビーも正式名称はムーンスポッテッドシュリンプゴビーという全くこの個体ではない別種のハゼだった。

ショップにいるときから、オキナワベニハゼの一種ではないかとは思っていたのだが、調べてみると、ベニハゼ属の一種であることが解かった。

本種はオオメハゼ Trimma macrophthalmaに非常に似ているのだが、鰭の色や目の位置で区別できるだろう。

ベニハゼ、チゴベニハゼとも胸鰭の付け根にある斑点の有無で判断出来る。

本種は少し独特で、普段はじっとしているのだが、水中を何か浮遊物が漂っていると、弾丸のように飛びつき、弾丸のように元の場所に戻るという動きをよくしている。
1日ほとんど同じ場所にいることが多い。


価格: 安価

餌付き度: B (少し臆病...)








続きはチビハゼ図鑑 2で。



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この記事へのコメント

jiru
2008年02月12日 22:40
ここにくればゴビーの事は何でも分かる、そんな風になる日も近い(?)しかし、グリバンが壁にくっ付いている姿はオトシンクルスを彷彿させますねぇ
2008年02月12日 23:37
小型ハゼ沢山飼っているんですネ。
うちもキャンディーケインがいるのですが、じっとしている事が多いです。。。餌のときは弾丸のように飛んできますが(笑)
TAKATO
2008年02月12日 23:44
これはとても良い図鑑です。
ブログの常連さんじゃなくても訪問して見ると参考になりますね。
2008年02月13日 00:54
さすが、ゴビラー!!
赤系が多い中、グリグリバンバンは目立ちますね♪

このチビたちをマクロで撮りたくて、ウズウズしてるのでしょうね(笑)
hoki
2008年02月13日 19:13
>jiruさん
その為には、色々な種類を飼育しなければ・・・。
まぁ好きなんで楽しそうですが。
ハゼはどう考えても嫌いになりませんね。
海水やる前は、ナマズ、カジカ、ヨシノボリなどの底モノばかり飼育してきた人ですから(笑)

たしかにオトシンクルスはこんな感じにくっ付きますよね~。あの魚も好きです。
プレコなんかも飼ってみたいナ・・・。
hoki
2008年02月13日 19:17
>yujiさん
最終的には60cm水槽でチビハゼだけ飼おうかと思っています。
いっぱい種類があるんで飽きないんですよね~。
飼育も簡単ですしね♪

キャンディーケインは確かにそういう餌の食べ方をしますね!
”餌まっしぐら”ですからね(笑)
hoki
2008年02月13日 19:21
>TAKATOさん
ありがとうございます♪
こうなったらチビハゼ追加ごとにこの記事更新していこうかな・・・。
とりあえず表向けにタイトルは変えますわ!

TAKATOさんもこの記事読んで新たなゴビーを手にしてくれると嬉しいです。
hoki
2008年02月13日 19:25
>チョビさん
どうもゴビラーのhokiです。
確かにグリバンは目立ちますが、白い砂の上にいる時に写真を撮ると、白がブーストし過ぎてしまい、イイ写真が撮れませんね~。
被写体としてはNGですね。
LRの上なら綺麗に撮れるのですが・・・。

マクロレンズはまだ買いませんよ。たぶん。
今は中望遠が欲しいですね♪
2008年02月13日 20:15
お~いいですねプチ図鑑、
これからも続けてくださいよ!
はやりレンズがいるのでは??

チビハゼの寿命ってどれぐらいなんですかね?
hoki
2008年02月13日 21:16
>雪ん子さん
わかりました♪
追加ごとに更新していきますね。

今はレンズよりも先に、とあるプロジェクトが水面下に・・・。

チビハゼはどうなんでしょうかね?
飼育はとっても簡単なので、長期飼育出来ると思いますよ。
ウチのクビアカは3年目なので、ハゼ類は長生きするのかもしれませんね~。

雪さんもこの際ゴビラーになりましょうよ!

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